2012-09-01

文庫本を持って旅に出よう!

 フィッシングクラブFish Eaterのショッカーです。近年Fish Eagle誌のネタ探しも兼ねて、旅行の際に釣竿と文庫本を持って行く様になりました。安くてコンパクトな文庫本は旅の暇つぶしにいいですね。
 2008年と2010年に岩手県遠野市と花巻市の宮沢賢治記念館を訪れた際は、こんな本を持って行きましたっけ。
 好きな作品の原風景が見られれば、旅の楽しさも倍増ですよ。いわゆる「聖地巡礼」人気の背景には、きっとこんな理由があるのでしょうね。
 そんなわけで、2012年8月に古事記の舞台にもなった山陰地方を旅した際は、釣具とこんな本を持参。
 島根県松江市では「怪談」で有名な小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)先生の旧宅と小泉八雲記念館を見学。松江から一畑電車で神話ゆかりの出雲大社へ。
 翌日は鳥取県米子駅から境線で漫画家水木しげる先生の出身地である境港市へ。
 駅から伸びる「水木しげるロード」は妖怪テーマパークと化していた!
 商店街の各店が趣向を凝らしたオリジナル妖怪グッズや町中に飾られたブロンズ像、極めつけに水木しげる記念館は妖怪ファンに一見の価値有り。
 そして神話・怪談・妖怪ツアーの締めはやっぱり釣り。駅前の観光案内所で自転車をレンタルして境水道(元は川だった細長い入江)の橋を渡り美保関(みほのせき)港へ。釣れた魚には妖気漂う模様が。(笑)
 こんな風にアニメや漫画の名所は鳥取県以外にも探せば日本中に沢山ある。
 次の旅行では、この夏見た映画の感動が冷めないうちに、渓流釣りのタックルと文庫本を持って、北アルプスは剱岳の麓にある富山県上市町に行ってみようかな。(笑)







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