2012-09-27

おおかみこどものふるさとへ!


 フィッシングクラブFish Eaterのショッカーです。皆さんは2012年7月公開の劇場アニメ「おおかみこどもの雨と雪」を見ましたか?
 日常が舞台だけどちょっとファンタジックで爽やかな余韻。大自然の映像も綺麗で気に入りました。
 なお子育てという普遍的なテーマのせいか女性や家族連れのお客さん達にも好評の様で、封切りから2ヶ月経ってもまだ上映している映画館が。まだ見ていない方は今のうちに劇場で鑑賞してはいかがでしょうか。

 ちなみに僕は9月中旬に富山県の上市町(監督の出身地)と立山(たてやま)黒部(くろべ)アルペンルートへ聖地巡礼してきたところ。
 おおかみこどもの雨君が先生とハイキングした場所のモデルには、観光地で有名な立山周辺の絶景が多数。ファンならずとも生で一見の価値あり!
 僕の場合立山駅からケーブルカーとバスを乗り継ぎ室堂(むろどう)平から地獄谷やみくりが池を見物。
 帰りには落差日本一の称名滝(しょうみょうだき)に寄り道。ファンとしては駐車場もチェック!
 しかし本来観光地ではない上市町の田園風景や主人公の家のモデルとなった山奥の古民家を訪ねるには、上市駅にある観光協会の協力と自動車が重要。(古民家への道は非常に狭いので大岩山日石寺第二駐車場から徒歩)
 協会の方々はとても親切。丁寧な説明や用意してくれた地図で見物ポイントへの道順はバッチリ。また訪問者ノートにも感動。
 それと、休憩所として古民家を解放して下さっている所有者の一族の方々にも大変お世話になった。この家にも全国から訪れたファン達の熱いメッセージが。
 そんなわけで映画を見た方なら、雪が降る前に富山県を観光してはいかがでしょうか?

 ところで、おおかみこどもの雪ちゃんのネーミングって、もしかしたら上市町で作っている「雪ちゃんの日本海こうじみそ」が元ネタだったりして。(笑)

2012-09-01

文庫本を持って旅に出よう!

 フィッシングクラブFish Eaterのショッカーです。近年Fish Eagle誌のネタ探しも兼ねて、旅行の際に釣竿と文庫本を持って行く様になりました。安くてコンパクトな文庫本は旅の暇つぶしにいいですね。
 2008年と2010年に岩手県遠野市と花巻市の宮沢賢治記念館を訪れた際は、こんな本を持って行きましたっけ。
 好きな作品の原風景が見られれば、旅の楽しさも倍増ですよ。いわゆる「聖地巡礼」人気の背景には、きっとこんな理由があるのでしょうね。
 そんなわけで、2012年8月に古事記の舞台にもなった山陰地方を旅した際は、釣具とこんな本を持参。
 島根県松江市では「怪談」で有名な小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)先生の旧宅と小泉八雲記念館を見学。松江から一畑電車で神話ゆかりの出雲大社へ。
 翌日は鳥取県米子駅から境線で漫画家水木しげる先生の出身地である境港市へ。
 駅から伸びる「水木しげるロード」は妖怪テーマパークと化していた!
 商店街の各店が趣向を凝らしたオリジナル妖怪グッズや町中に飾られたブロンズ像、極めつけに水木しげる記念館は妖怪ファンに一見の価値有り。
 そして神話・怪談・妖怪ツアーの締めはやっぱり釣り。駅前の観光案内所で自転車をレンタルして境水道(元は川だった細長い入江)の橋を渡り美保関(みほのせき)港へ。釣れた魚には妖気漂う模様が。(笑)
 こんな風にアニメや漫画の名所は鳥取県以外にも探せば日本中に沢山ある。
 次の旅行では、この夏見た映画の感動が冷めないうちに、渓流釣りのタックルと文庫本を持って、北アルプスは剱岳の麓にある富山県上市町に行ってみようかな。(笑)