2011-02-24

焚き火の魔力

燃えているのは薪(タキギ)だけではない。

いつまでも決着の付かない煮え切らない妄想も、

生きて行くためには耐えなければならないけど我慢にも程がある理不尽なことも、

みんなみんな炭化してゆくのだ。

そして、僕の昼飯の尻尾も炭になってしまった……。

2011-02-15

釣りと焚き火と焼き芋と

 ショッカーです。2月の頭にsatoさんと再び奥多摩フィッシングセンターへ行ってきましたよ。
 今回の目的は、初釣りでできなかった釣り場選びと焚き火料理為のリターンマッチ。先に着いたsatoさんが良さそうな場所を押さえてくれたおかげで、前回と違いやる気のある魚に恵まれて午前中からヒット。

 さっそく事務所で買ってきた薪(マキ)で焚き火をして魚料理と焼き芋に挑戦。焚き火OKなのは非常に魅力的。
 satoさんは釣った虹鱒を無難に塩焼きに。一方僕は濡れた新聞紙に鱒をくるんで蒸し焼きを試してみる。これは講談社の「ムーミンママのお料理の本」に載っていたスナフキンお得意のアウトドア料理で、トーベ・ヤンソンの童話「ムーミン谷の仲間達」が元ネタらしい。

 satoさんの塩焼きはいわゆる遠火の直火で上手に焼けていた。また1時間程おき火に埋めておいた蒸し焼きは直接炎が当たっていた尻尾が焦げて無くなっていたが、ほんのり薪のスモーク風味が移って美味しく出来上がった。

 また焼き芋も、火加減が強過ぎて少し焦げてしまったが素晴らしく美味しかった。
 しかし僕は自宅から自動車を運転してきたので、せっかくの焚き火料理を肴にお酒を飲めなかったのが残念。

「渓流で冷やされた偽ビールは、青春のやうに悲しかった…」(元ネタは中原中也詩集より)