2020-12-04

フィッシングクラブFish EaterがBOOTHに出品します!

(写真は同人誌Fish Eagle総集編『 百年後の遠野物語』および『フィッシュイーターの冒険』表紙) 

 ショッカーです。皆さんお久しぶりです。 個人的に秋の釣りシーズンが終わってから師走の一大イベントと言えばクリスマスじゃなくて冬コミだったのですが、今年東京じゃ大規模イベントが軒並み中止。参加の機会もなく新刊の準備も無い残念な年の瀬となりました。

(写真は去年2019年師走、「世田谷ボロ市」で賑わう風景)

 ところで、今まで当サークルフィッシングクラブFish Eaterではコミックマーケットでしか出展していなかったのですが、今年2020年は東京ビッグサイトでの開催が中止となり、来年2021年も人数制限等で出展できるかどうかわかりません。 そこで、今年から同人誌『Fish Eagle』および総集編(既刊)を通販サービスBOOTHへ出品する事にしました。2020年末開催予定のネット上のイベント「エアコミケ2」に 向けて盛り上げて行こうと重い鱒。

(写真は2020年群馬県片品村の丸沼で釣った虹鱒)

 以下、BOOTH出品のごあいさつより引用。

 フィッシングクラブFish Eaterとは、釣りと自然を愛する仲間達のサークルです。同人誌『Fish Eagle』誌の由来は魚を捕らえる鳥の名で、コミックマーケットに出展しています。

 このたび、サークル代表の企業戦闘員ショッカー名義でBOOTHに出展する事になりました。主な商品は、Fish Eagle誌とその総集編が中心となる予定です。送料の方が高くなって申し訳ないですが、コミックマーケット会場で購入できなかった方々はチェックされてはいかがでしょうか。

 なおサークルのBOOTH出展の第一弾では、売り切れ絶版の総集編のうち好評だった『百年後の遠野物語』『フィッシュイーターの冒険』を印刷屋さんに頼んで増刷しました。 今後ともフィッシングクラブFish Eaterの応援よろしくお願いいたします。 (サークル代表 企業戦闘員ショッカー)

●BOOTHのURL

 https://booth.pm/ja 

●フィッシングクラブFish EaterのBOOTH出品先 

https://fisheater.booth.pm/

(写真は『FishEaterの冒険』より、2012年島根県美保関漁港で釣ったオハグロベラ)

 以上、リアルなサークル参加とBOOTHともども応援よろしくおねがいします。

2020-06-13

「カーティス・クリークは何処にあるのか?」(『フライフィッシング教書』より)

ショッカーです。2020年6月現在、関東地方北部ではCOVID-19感染症流行がだいぶ落ち着いて来たので、いよいよ県境を越えて釣りに行って来ました。(結社のアジトでは5月中ずっと他県への行楽禁止令が…)

2020年6月10日の猛暑日、午前中の用事が早く終わったので栃木県日光市の高原へ避暑も兼ねて釣り&観光の下見に。

奥日光の湯川は、戦場ヶ原のハイキングコースから釣りができる素敵な所。観光客も多いので毎年平日に休暇をとって訪れます。

湯川はキャッチ&リリースのルアー&フライ管理釣り場で、ターゲットは自然繁殖のカワマス(Brook trout)。今年1月に亡くなられた故・田渕義雄さんが故・シェリダン・アンダーソン氏との共著『フライフィッシング教書』の中で「わがカーティス・クリークのほとりで」の部に湯川を紹介していました。

↑赤沼付近の湯川

今回は午後から下流側の「赤沼茶屋」より入渓。茶屋で購入の午後券は一日券より500円安いのでイブニング(いわゆる夕まずめ)狙いで助かります。

他の渓流と違い、湿原地帯の流れは冷たく緩やか。水音は殆ど聞こえず代わりに終日カッコウなど鳥の声をBGMにマス釣り。これぞ日本のカーティス・クリーク!

川岸ではちょうど湿原に咲く「ズミ」の花が散り始め、水面一面には白い花びらが浮かび幻想的な風景。

↑岸辺に生えるズミの木

 ↑ズミの花

流れる花びら達の間に魚の気配。フライを投げたら早速ヒット…
↑#16のフライに辛うじて掛かった「アブラハヤ」
(小魚だけど好奇心旺盛で困っちゃう…)

その後も出会った魚はアブラハヤばっか。
何と憧れの「カーティス・クリーク」が今やアブラハヤクリークと化していたではないか?!

水中に魚が見えたので#14のニンフ(沈む水中用フライ)でウキ釣りしたら当り。
小振りのカワマスがヒットしたかと思いきや…

↑巨大アブラハヤ(推定12cm以上)
こんな発育の良い奴はそれまで見た事もなかった。1979年発行の教書にはアブラハヤ大繁殖については書かれていなかったけど、40年以上の歳月を経て湯川の環境が変わってしまったのでしょうか?

ターゲットが釣れなくて気分はブルーだけど、高原の空の青さと戦場ヶ原の景色は爽やか。



↑男体山(なんたいさん)
↑戦場ヶ原

  ↑湿原を埋め尽くす「ワタスゲ」達の白い帽子

けっきょくマスの顔を拝めないまま時刻は午後4時過ぎ。いつもはハイキングコースを青木橋まで歩いて引き返すパターンなのですが、今年は途中で木道の修繕のために通行止め。時間も遅いし、河岸の草木を踏みつけムリに通行するのはやめました。


↑2020年6月現在、ハイキングコースは途中で通行止め

夕方茶屋の近くのプールでまた釣糸を垂れたが、「その日、イブニング・ライズはプアーなものだった。」(フライフィッシング教書風に)

散発するライズ(魚が水面で虫を食う行動)を狙うも正体は明らかにアブラハヤ。
「#10のフライにかからないような魚はもともとフックにはかけないほうがいい……」(フライフィッシング教書に登場した北海道のYさん風に)

↑帰る前に「赤沼茶屋」の自販機で「ドクターペッパー」を買って休憩。 (茶屋の写真は2018年6月撮影。このドリンクも教書同様にロングセラーですね)
それでは、みなさんごきげんよう。


2020-04-29

木崎湖におねがいしちゃったら…

ショッカーです。長野県大町市の木崎湖には以前も何度か釣りでチャレンジしましたが、2019年ようやくいいサイズの魚が釣れたので、旅行へ行けないこの時期に改めてご紹介。

  実は一年前の7月に長野県信濃町の野尻湖にスモールマウス・バスを釣りに行くはずでしたが、直前になってトライアスロン大会のために湖畔の道路が通行止めになると知って急遽行先変更。
 ちなみに木崎湖はアニメ『おねがい☆ティチャー』『おねがい☆ツインズ』の舞台探訪でも人気の観光地。ここでは木崎湖の神様に釣果をおねがいしなくちゃ。(笑)
 
↑日釣り券を買ったボート屋&食堂「星湖亭」の張り紙

↑「星湖亭」の裏の「木崎湖園地」の遊具 には、きっとあの娘達も腰掛けたはず…
 ↑JR大糸線海ノ口駅付近の踏切を渡った所に駐車スペース。
↑踏切から歩いてすぐの護岸が陸っぱりポイント。

6番のフライフィッシング用タックルで仕掛けは虹鱒釣り場の定番ウキ釣り。以前ここでブルーギルを釣ったっけ。
↑2014年8月12日、釣果は外道のブルーギルのみ(泣)
↑2019年に作ったニンフ。(水中用フライ)超小型の「ラバージグ」みたいでしょ?

オモリの付いた沈む毛針をウキ下1m程度にセット。岸から5mくらいのカケアガリ(急に深くなっているゾーン)に向けて投げてみる。
「マラブー」(本物は入手困難。市販品は七面鳥の羽らしい)のフワフワした羽毛が波にゆられて生命感を演出してくれれば…
 たまたま魚が食事時だったらしく、ウキが消し込む鋭いアタリとともにへ湖底へとグイグイ引っ張られました。
 
↑スモールマウス・バス(玉網の直径39cm)

大きさの割に意外と小さなフライも食うものなんですね。その後アタリが無くなったので今度は自分の食事。アニメに出て来た「縁川(へりかわ)商店」のモデルの店へ。
↑国道沿いの「Yショップ」。
↑店内に陳列されたグッズがカオス!

  2019年の木崎湖では行き当たりばったりの釣りでしたが、自然の湖でいい釣りができて満足でした。
 そんなわけで、2020年のゴールデンウイークも木崎湖におねがいしちゃおうかな?
(緊急事態宣言中に不要不急の行楽だけど…)
↑「その願いは君にとって、魂を差し出すに足る物かい?」(by キュゥべえ)

てなわけで、2020年5月に木崎湖行きは自粛いたします。
それでは皆さん、ごきげんよう!(企業戦闘員ショッカー)