2021-12-31

2021年Fish Eagle再起動!

皆さんごきげんよう。フィッシングクラブFish Eaterのショッカーです。

↑奥日光戦場ヶ原入口の赤沼茶屋前バス停

2021年冬のコミックマーケット99会場にお越し頂いた皆様、行けなかったけど遠くから応援して下さった皆様、どうもありがとうございました。フィッシングクラブFish Eaterは24年目のサークル参加を無事終了できました。

↑ノゾリキスゲ(群馬県野反湖)

おかげさまで、コミックマーケット99(以下、C99)では新刊Fish Eagle No.26は5部の売り上げでした。今回、入場制限が非常に厳しかった中、僕達釣りサークルの展示場所に足を運んで頂きありがとうございました。

↑ヤマブキ(群馬県桐生市)

また難しい状況のなか、発表の場所を提供していただいたコミックマーケット準備会各位、印刷屋さん、運送屋さんなど関係者各位にも感謝を申し上げます。ありがとうございました!

↑藤とツツジ(足利フラワーパーク)

それと他の執筆メンバーの方々も、鯉釣りの最先端を感じさせるネタや臨場感あるレポートを寄稿していただきありがとうございました。

↑大藤(足利フラワーパーク)

一方で僕自身の執筆・編集は、というと、絶対ムリだと思っていたC99にまさかの当選に半年放置した原稿に手をつけたものの、2年間に色んな釣り場をつまみ食いしちゃった為にネタがありすぎて収集がつかず、内容を選びました。その結果…

↑ノイバラの花(奥日光湯川)

“All things merge into one,and a river runs through  it.”(全てが一つに融合し、その中を一筋の川が流れている。)

映画『A RIVER RUNS THROUGH IT』の台詞のごとく、ある記事で提示したキーワードが別の記事のネタになって再び現れるという構成になっています。こんな風に薄い本なればこその記事と記事とのつながりを感じていただければうれしいです。

↑ズミの花(奥日光湯川)

一方でNo.26では載せきれなかった没ネタの山を築き上げてしまったんで、それらは2022年執筆予定のFish Eagle No.27号をお楽しみに。(爆)

↑ホザキシモツケの花(奥日光湯川)

それでは、みなさん、良い新年を!

2021-12-18

コミックマーケット99サークル参加および新刊『Fish Eagle No.26』発行のご案内

 皆さんごきげんよう!フィッシングクラブFish Eaterの企業戦闘員ショッカーです。

2021年冬のコミックマーケット99の原稿を印刷屋さんへ届けてきました。

今回2年ぶりの参加に合わせて新刊Fish Eagle No.26を発行します。

僕たちの活動を記録したワープロのデータが本になって皆さんの手に取ってもらえるのが楽しみです。

↑Fish Eagle No.26表紙(写真は栃木県足利市の渡良瀬橋下流で撮影)

●参加日は12月31日(金曜日)

 場所は国際展示場(東京ビッグサイト)東地区“N”ブロック-02a に配置されました。

 新刊のテーマは「家で何してる?」何かとStay home!が叫ばれたこの2年間、僕ら釣り好きなメンバーが釣り以外に家で何をしているかも含めてレポートしました。

以下、主な記事のネタ写真をご紹介。

●表紙(裏側は、名曲『渡良瀬橋』のモデル栃木県足利市の名物)

●今回のターゲットたちの写真

↑茨城県の那珂川で釣れた大きな鯉(水戸っぽさん)


↑奥日光湯川のカワマス(上)と群馬県桐生市の渓流で釣れたヤマメ(ショッカー)


↑漁港で釣れたイナダ(上)とクエ(タナカさん)

またテーマが「家で何してる?」という事なので、執筆メンバーのインドアな活動もご紹介

●海外の釣り雑誌を電子データで購読(水戸っぽさん)

↑海外のCarp Fishing情報をいち早くキャッチせよ!

(データなら船便のタイムラグや送料と置き場所の問題も解決!)

●ゲームセンターのゲームを自宅でプレイ(タナカさん)

↑業務用ゲーム機の基盤が稼働中!

●酒を飲む!(ショッカー)

ショッカーが酒を飲みながらツイッターにタレ流した「 #どどいツイート 」の数々をかき集め本文の随所に掲載しましたので、そっちの方もよろしく!

↑写真は「緑の妖精」とも称される薬草酒「アブサン」

(アルコールが濃すぎるので水で薄めて飲む)

以上、コミックマーケット99では一般参加も予約・抽選になり前回参加時の2019年に比べ参加が難しくなってしまいましたが、2021年大晦日に東館の会場にお出かけの予定がありましたら、ぜひお立ち寄りください。



2021-07-19

2021年初夏「湿原のブルック・ランド」(『フライフィッシング教書』より)

 ショッカーです。2020年奥日光湯川では釣りシーズン中戦場ヶ原の木道が工事中だったのですが、2021年7月現在、木道の工事がほぼ完了。まだ小瀧より下流の一部区間は通行止めで迂回路だったりしますが、2020年の初夏に比べてだいぶ歩きやすくなっていました。

↑2021年、ハイキングコースの看板

そんなわけで2021年5月から7月にかけて何度か湯川を訪れたのでご紹介。

↑2021年、赤沼付近の木道が開通

●湯滝駐車場~小滝

湯滝よりちょっと下流では平日雨の日に出かけても釣場で釣り人に遭遇。(熊よりはいいか…)

小瀧~小田代橋間の川沿いの道が通行止めなせいか、有料の湯滝駐車場から入る釣人が集中して人口密度が高い印象。

↑小瀧から先は森の中の迂回路に

ただし湯滝~小瀧間では珍しく今まで一度も坊主になった事がなかったので、釣人の間で人気なのかも。

↑湯滝の滝壺やそのすぐ下流の浅い流れでも釣れている

↑苔むした倒木に隠れて釣る。まるで映画『もののけ姫』の世界みたい。

↑♪知るは森の精、もののけたちだけ~(周囲に誰も居ない場所でオカリナ吹いちゃった)


↑上流の湯ノ湖生まれのホンマスが湯滝下流にも流れてきていた
それと、なぜか小瀧より上流じゃ外道のアブラハヤを見かけなかった。

↑小瀧。(写真は2019年撮影)ここより下流にはアブラハヤが居る…

●赤沼茶屋~青木橋すぐ上流

相変わらず砂底でゆったりした流れで、水音は殆ど聞こえず代わりに野鳥の鳴き声が。


↑湯川らしい風景。初めて見た人は「まるで外国の川みたい」だとか…

6月に訪れた時は、名著『フライフィッシング教書』の釣行記の通り、アカゲラ(キツツキの仲間)が木を叩く例の「タラララララ」の音が聞けた。去年亡くなった共著者の故・田渕義雄さんが偲ばれる。

赤沼茶屋から入ってすぐのポイントでライズしていたブルックを獲った。

↑対岸でライズしてる魚の中に茶色のイワナっぽい奴が…

↑背後の遊歩道をハイカーが通るので「ロールキャスト」で。チビでも狙って釣れりゃ嬉しい

だがしかし、砂底の渓流は相変わらずアブラハヤクリークだった。

↑アブラハヤ釣って虚しい遊漁料

ちなみに6月は戦場ヶ原のワタスゲの穂やズミの白い花、7月下旬からはホザキシモツケのピンクの花が綺麗。野鳥や花を楽しみに訪れるハイカーも多い。天気がよけりゃ坊主っても何故か許せちゃう、そんな川だ。

↑ホザキシモツケ(見ごろは7月下旬)

それと、木道復旧で金曜日恒例の小学校の遠足も復活。珍しさもあって釣り師は注目の的だが正直やかましい。

でも、いつかあいつらの中の誰かが、憧れと期待を胸に釣竿を抱えて再び戦場ヶ原を訪れる事を期待しよう。その時までここの豊かな自然とブルックトラウトが残されている事を願うよ。

↑戦場ヶ原と男体山

↑観光客「魚いるの?」 オレ「橋の下に居るよ!」

↑青木橋の真下のライズ、獲ったど~

●2021年シーズン前半を過ぎた7月時点で、赤沼茶屋より下流はまだ行ってません…

2021年シーズン後半に釣れたらレポートするかも。

それでは、皆さんごきげんよう。