2018-08-17

♪あの頃の僕らはきっと全力で少年だった♪(スキマスイッチの歌『全力少年』より)


↑鳥取県JR境港駅前にて(2012年8月) 
(At the Sakai-minato station of Tottori prefecture on August,2012.There were bronze statues of a child and monsters who were playing together.)

皆さんごきげんよう。フィッシングクラブFish Eaterのショッカーです。
2018年夏のコミックマーケット93会場にお越し頂いた皆様、行けなかったけど遠くから応援して下さった皆様、どうもありがとうございました。フィッシングクラブFish Eaterはサークル参加21年目!の夏コミを無事終了できました。

おかげさまで、コミックマーケット94では新刊8部、既刊4部、計12部の売り上げでした。
収入は2018年冬のコミックマーケット95申込に有難く使わせて頂きます。

ところで新刊 「フィッシュイーターの冒険」は、僕らが子供の頃に憧れていた様な「冒険」をテーマに編集しました。
↑復刻版『冒険手帖』を持って夜行列車で旅に出る。
(A pocket edition book and beer are the friend of travel on night train.)

今回も含め、毎号Fish Eagle誌の編集方針で目指してきたのは、記事の一体感、関連性です。


それは、渓流釣りシーンが出て来る映画&小説「リバー・ランズ・スルー・イット」(A RIVER RUNS THROUGH IT)のラストの独白のごとく、「最後には全てが一つに融合し、その中をひとすじの川が流れてゆく…」といった読後感なのです。
↑福島県只見町の小さな渓流
(A tiny mountain stream at the Tadami town,Fukushima prefecture.)

今回の新刊全体を貫く一筋の川の流れ、僕らフィッシングクラブFish Eaterらからのメッセージは、「子供の頃、未知の世界にドキドキ・ワクワクした事、興味ある事には何にでも夢中にれた事…そんな感覚を忘れないで!」ってことかな。

最初の1ページ目のメッセージ、序文、本文、参考文献、あとがき…記事と記事の間に何らかの関連性があって、それらを感じて頂ければうれしいです。

一方で、ページ数と白黒印刷の表現力の限界から掲載を見送った写真が多数ありましたので、関連する写真(のごく一部…)を本Blogで公開しちゃおうと思います。

●鳥取県(Tottori prehecture)
↑鳥取砂丘。「見ろ!人がゴミの様だ!」(ムスカ風に)
(The Tottori dune.)
↑鳥取県出身の3人の漫画家.青山剛昌、谷口ジロー、水木しげる
(Three japanese famous comics artists who were born in the Tottori prefecture. )
↑JR境線の鬼太郎列車
(A train bound for Sakai-minato city from Yonago city,Tottori prefecture.)
↑鬼太郎列車のシート
(A seat of the  train.)
↑境港の酒屋さん
(A liquor shop of the Sakai-minato city.)
↑鳥取県のお土産三種。ご飯にはカレーにラッキョウ、おやつには二十世紀梨キャラメル
(Curry, pickles, and pear caramels.)

●福島県南会津郡只見町(Tadami town,fukusima prefecture)
↑小さな宝石、シジミチョウ
(A little butterfly )
↑福島県南会津郡只見町の漫画図書館「昭和漫画館青虫」
("Shouwa Manga-kan Aomushi",A comics library of Tadami town,Fukushima prefecture. You can see old japanese comics in there. Note! The library is open from Friday to Sunday and will be closed from November to April end.)
↑「芳文社の痛快文庫」に萌えキャラは居なさそう…
(A series of the comics which were published mainly in 1950s.)
↑大木は太い根に支えられて茂る。
(There are the early works of Shigeru Mizuki,the comics artist. The big tree was supported by its big roots and grew thick.)
↑田舎の古本屋さん「たもかく本の店」
(A secondhand bookstore of the Tadami town where you can buy secondhand books in 50% of original price.)
↑文庫本のお宝ゲットだぜ!(めるへんめーかー挿絵のファンタジー小説、谷山浩子の歌詞集、北大路魯山人関連の美食本、竹久夢二のポケット画集…)
(I searched for pocket editions in the warehouse of the store and finally i got them. )

それでは、また!
(See you later!)

2018-07-09

コミックマーケット94サークル参加および新刊「フィッシュイーターの冒険」のご案内



皆さんごきげんよう!フィッシングクラブFish Eaterの企業戦闘員ショッカーです。
お久しぶりの更新となりました。

2018年夏のコミックマーケット94新刊の原稿を7月7日に印刷屋さんへ届けてきました。今回の新刊はFish Eagle誌の4番目の総集編で、題して『フィッシュイーターの冒険』。
という事で、かつて2011年の東日本大震災直後の夏コミで出展したFish Eagle No.16をベースに、No.7、11、14、19、それと個人誌より記事を選び「冒険」をテーマにお送りします。
 もちろん、これまでの総集編同様、書き下ろしの最新レポートを追加。
そんなわけで、Fish Eagle史上最大の本文48ページ。いつもの倍近く重いですが、会場にへお届けできるのが楽しみです。(2018年8月12日 日曜日 東京ビッグサイト 東地区プ05b)

以下、主な記事のネタ写真をご紹介。

●渓流のルアーフィッシング-渓魚を求めて源流探険-

↑渓流釣りって、釣場にたどり着くまでが結構大変なんだよね。

●センサー~タニシ餌
 

↑水戸っぽさんが真夜中にタニシ餌で釣った青魚。こんな抱き枕サイズの魚が掛かるんだから、泊まりがけの夜釣りでは無線で当りを知らせるセンサーは大事だね。

●霞ヶ浦ナマズ釣行

↑茨城県の霞ヶ浦でよく釣れる外来魚のアメリカナマズは、初心者でも大物が狙えて料理も美味しいという興味深いターゲットだ。釣ったら食うべし。

●シイラという魚~シイラを食べてみよう!

↑2001年8月発行のFish Eagle No.7表紙の写真を真似て描いてみた!

●釣竿と文庫本を持って旅に出る

↑鳥取県の境港(さかいみなと)市は漫画家の水木しげる氏の故郷。飛行機で行くなら最寄りの米子(よなご)鬼太郎空港からJR境線の鬼太郎列車だ!
↑漫画家の水木しげる氏の故郷の鳥取県境港市から自転車で1時間程走った漁港で釣り。釣果の「オハグロベラ」は赤い目玉に黄色と黒のマダラ模様という妖気あふれる姿。

●「イワナの町はゲゲゲのゲ(只見町古本ツアー&釣り)~再びイワナの町へ!

↑福島県南会津郡只見町は豪雪地帯。県境の国道252号は例年5月上旬頃まで通行止め。その間も「只見線」が人や物資の往来をサポート。ちなみに6月2日に撮影したが山には残雪が。
↑只見町の魚は、源流に棲むイワナ。2018年6月、水面の釣り「ドライフライ」での釣果。
 ↑福島県只見町には、TVドラマ『ゲゲゲの女房』に出て来た昔の貸本漫画を読める私設図書館「昭和漫画館青虫」がある。詳しくはホームページを検索してね。
 
●釣堀探訪 奥多摩フィッシングセンター
↑東京都西部の青梅(おうめ)市を流れる多摩川の渓谷をそのまんま管理釣り場にしちゃったのがこちら。ちなみに最寄り駅はJR青梅線の御岳(みたけ)駅
↑そんなわけで養殖のニジマスを釣りました。(時々職員さんがバケツで放流…)

●読書のススメスペシャル『バックパッキング教書』
「バックパッキングとは何を持っていかないかという策略のことである。」(「メイベル男爵」こと、シェリダン・アンダーソン)
本のイラストには、男爵がアウトドアで大きな金管楽器「トロンボーン」を持ち歩く姿が(おそらく冗談として)描かれてるんだが…

↑近年、米国その他で軽いプラスチック製の管楽器が開発されて冗談じゃなくなってきたよ。(写真の野中貿易「pBoneミニ」は布ケース込みでたった0.7kg、本体0.59kg)
音色も特徴も金属製のそれとそっくりだ。アウトドアで熊除けにいかが?(アニメ「けものフレンズ」のイントロとか演奏して)

以上、フィッシングクラブFish Eaterの新刊ネタ画像(のごく一部)だけど、コミックマーケット94のWebカタログを見ると、今回も日曜日の東館に魚釣りや魚料理のサークルが大勢出展予定。興味のある方はカタログをチェック!

2017-12-04

コミックマーケット93サークル参加および新刊のご案内

皆さんごきげんよう!フィッシングクラブFish Eaterの企業戦闘員ショッカーです。

2017冬のコミックマーケット93新刊の原稿を12月2日に印刷屋さんへ届けてきました。今回の新刊Fish Eagle No.23は、フィッシングクラブFishEaterとしてのサークル参加20周年に
発行という事で、「釣って、食う!」をテーマにお送りします。
そんなわけで、28ページの薄い本ではありますが、会場に来られる方々へお届けできるのが楽しみです。(12月31日 日曜日 東ヌ15a)

 
↑新刊表紙。写真の魚は、じゃないね。東京都多摩川下流の「テナガエビ」。食べて美味しい釣りのターゲットとしてご紹介。

以下、各記事のタイトルとネタ写真をご紹介。

●「はじめに」 釣って、食う!

↑Fish Eagle誌の名前は、初代サークル代表が名著『フライフィッシング教書』の本の挿絵に載っていた鳥にちなんで名付けたものだ。
そのモデルと思われる鳥「ミサゴ」が日本にも棲息する。
ちなみにミサゴの写真は、沖縄県那覇市の「漫湖水鳥・湿地センター」で撮影した展示物。

↑君はこのセンターの名前を人前で声に出して読めるかな?(笑)

●「お前はまだグンマを知らない」

↑「鶴舞う形の群馬県」って言うのは群馬県民だけだね。その鶴のくちばしの部分が内陸の水郷地帯「板倉町」だ。
ここでは釣りだけでなく川魚料理を堪能。鯉の洗いやなまずの天ぷらが美味しかった。

●「エビ釣りへのお誘い」


↑2009年8月発行のFish Eagle No.12(絶版)からの再録。
 ちなみに執筆者は多摩川の地元東京都在住の方。今年も大きなテナガエビを釣ったそうだ。

●ヨロン島で釣って、食う!

↑またまたやっちゃいました。サンゴ礁に囲まれた南の島の海岸で、何が釣れるかわからないフライフィッシング!

●「鯉は刺身で食えるのか?」

↑執筆メンバーで大鯉釣り一筋の水戸っぽさんが地元茨城県で聞いた話には、鯉を刺身で食べる人が居るという。

●「連載 あの日あの時あの場所で第8話 いざ米沢へ参られよ!」

↑原哲夫氏の漫画『花の慶次 -雲のかなたに-』で有名な前田慶次や映画『スウィングガールズ』ゆかりの山形県米沢市周辺を特集。
↑それと、米沢では釣った魚を皆リリースしちゃったけど、地元の名物料理を「食って食って食いまくる」写真が満載だ!(笑)

●「連載 あの日あの時あの場所で第9話 サマーウォーズと真田の里へ」
今回、聖地巡礼×釣りの企画は二本立て!第2弾ではNHK大河ドラマ『真田丸』や細田守監督作品のアニメ映画『サマーウォーズ』の舞台となった長野県上田市をレポートする。

↑この企画、毎回アニメや漫画ゆかりの土地で釣りをするんだが、聖地で出家(ボウズ=もうけがない)の危険がつきまとうんだよね。


でも、他に「聖地巡礼×釣り」の企画やってるサークルがまだコミケに出展していないからさ、「こういうのは、勝ちそうだから戦うとか負けそうだから戦わないとかじゃないんだよ。負け戦だって戦うんだ、うちはな。それも毎回」(サマーウォーズの登場人物、陣内万作のセリフより引用)

●「読書のススメ」
今回取り上げる釣りの本は、コミックエッセイ『おかずがなければ魚を釣ればいいじゃない』だ。今回テナガエビ釣りの記事とも連携バッチリ!これ読んでおかずゲットだぜ!


以上がフィッシングクラブFish Eaterの新刊ネタだけど、コミックマーケット93のWebカタログを見ると、今回も大晦日の東館に魚釣りや魚料理のサークルが大勢出展予定。興味のある方はカタログをチェック!